2011年12月24日

幼稚園のクリスマス

今日は幼稚園の終業式とクリスマス会。


一品持ち寄りで、みんなでランチ。

小、中学生も自分達で作ってきたので、すごい数が並びました!



午前中は小中学生が作、演出した演劇のお披露目でした。


幼稚園生は天使の役で出演。

とーっても、かわいかった~。


クリスマス会と終業式が終わったら、

保護者と先生方の茶話会がありました。


今年は森の幼稚園は初年度で、場所が移転したり小中学生の授業と並行して行われたので、先生方は大変でした。


建物を建てる、電気などのインフラを整える、行政との交渉、地域の方々との共同。

そんなことを一つ一つ乗り越えて、ここまできました。


本の授業だけでなく、社会で生きていくことそのものを教えてくださっています。

大人がしっかりやることをやり、時にはうまくいかないこと、間違えることも子供達にありのままにみせる。


だからなのか、依存や表面だけの敬いではなく、子供達が先生方を信頼しているのがよくわかります。


それは、以前の幼稚園は毎日泣きながら通っていた自分の子供をみて思います。


慣れるから、誰もが通る道だから、そんな大人の都合で型にはめられてしまう…。

慣れるというよりも、あきらめです。少なくとも私はそうでした。

気が進まないけど、そういうものだから。みんな、そうしてるから。

そうやって諦めているうちに、自分は何を好きなのか、何がやりたいのかすらわからなくなっていく。


そして、それが大人になることだと思い込まされていた。

今、それがな~んて狭い世界だったんた!と気づきました。


子供を観ていると、人間にとって自然なこと、心地よいことがよくわかります。


自分探しにお金を使ったり、遠くに旅にでなくても。

もちろんそれを否定しないし、私も旅は好きです。


他の幼稚園との違いを、と聞かれて「大人が責任をとるのではなく、子供が主体的に動きその結果は子供が責任をもつ」と代表の先生は答えられていましたが、その前に「うーん」と考えこまれる先生方をみて、

あ、ご大層な理念とか「こんなことやってます!」とか「だからうちは他とは別なのよ!」的なこととは、根本的に違うんだここは、とはっとしました。

学園にも理念はあるし、大切なものだけど、それよりも目の前の子供がどうあるかをみて動いている。


園長先生や保護者の顔色、同僚との人間関係や給料などの待遇面を優先させない(当然のことですが)、それが他とは違うように、私は感じました。


そして、嬉しいのが、卵、乳製品なしのおやつの研究をしてくれていること。

「初めはびっくりしたけど、今では普通になりました」と、以前私が作った豆腐クリームのケーキのこと。




冬の森は寒いけど、来年も楽しみです!




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Posted by yasumin at 08:35Comments(0)|| 森の幼稚園
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