2012年08月25日
バイオダイナミック農法
阿蘇の「ぽっこわぱ耕文舎」さん。
バイオダイナミック農法とは、「自然と人間との調和」をコンセプトに、自然の摂理に従い
種まきをし、栽培し、収穫することによって、植物が本来持つパワーを最大限発揮させようという
有機農法であり、農薬を使用せず、作業は天体運行(星、月、太陽)にあわせて行う農法です。
今回説明してくださったご夫婦は30年近くバイオダイナミック農法にかかわっており、
阿蘇では22年の実績がある方々です。
日本人の奥様が言われていましたが、
「わざわざ外国の考え方を日本でしなくても、と言われることもあるが、自分は地球全体での考え方と
捉えている」とおっしゃっていました。
私も「~教育」やホメオパシー、ハーブ、タロットなど外国から来たものより
日本伝統のものの方が日本人にはあう、と思い込みがありましたが、
この言葉になるほどと思いました。
地球に住むものと考え、どこの国のもの、という枠をはずして、
試してみて自分に合うものを選ぶようにすれば選択肢が広がります。
その基本の概念を理解した上で、自分の身の回りの環境にあわせたやり方を実践
していけばいいのだと理解しました。
実際にバイオダイナミック農法では、外から大きな資材を運ばなくてもいいという利点があるそうです。
フランスでは牛の角を使うそうですが、日本で手に入らなければ他のもので代用するなど
これからどんどん工夫していくとおっしゃっていました。
ほんの短い時間の説明でしたが、と~っても興味深い内容でした!
鹿児島のどんぐり幼稚園でもそのうち勉強会を開催されるかもしれないそうです。
そうなると、楽しみですね。
